ぱよぱよ雑談~20181013
今日は中国関係です。
海南航空集団の王健会長の不審死に関しては以下の記事を紹介。
投資家ソロス氏、国際人権団体に84億円寄付 :日本経済新聞
ジョージ・ソロス氏 1億ドル(約85億円)をヒューマン・ライツ・ウォッチに寄付 | Human Rights Watch
6万人の米国人、富豪ソロス氏のテロリスト認定を政府に要求 - Sputnik 日本
人権ビジネスの総本山?でもあり、共和党の敵といった存在ですので、基本的にはいい印象はないです。
そしてポンド危機が有名です。
ポンド危機とは|金融経済用語集
そしてこんなのもありましたww
脱線しましたが、王健会長や孟宏偉氏にしても、江沢民派系のルーツともいえるわけで、一連の構図をに平たくいえば、習派が江沢民派を粛清しているように思えます。基本的に中国の権力闘争は日本の常識とは乖離しているため分かりにくいかもですが、中国は三国志のイメージからしても、謀略の世界でありまして、何でもありで勝てばいいといった価値観を持っています。
ICPO総裁の拘束についても同じ話ですし、中国内の権力闘争の駆け引きといったところになると思われます。習近平の独裁と取るか、巨大な敵と戦うためには手段を問う余裕がないと取るかによって、評価は変わると思います。
【パナマ文書の衝撃】習近平氏から毛沢東まで大物の名が続々 中国は慌てて隠蔽に走り、共産党機関紙系の社説まで削除したが…(1/3ページ) - 産経ニュース
そういう意味では、共産党幹部の資産逃避というのは、普通にある話ですので、このタイミングで出てきたことについて、意味があるかは分かりませんが、記憶は上書きされる性質を持つことから、腐敗対策を名目に、政敵を潰していたというところでしょう。
どっちにしても、一応中国に近いところで保有してただけでマシといったところですがね。92億というのがどれだけの価値があるかは分かりませんが、言えることとしては、このニュースが習近平失脚に繋がるとは思っていません。いろいろと問題を抱えてるし、決して安泰ではないということだけは確かだと思います。
内憂外患で崖っぷちの習近平政権 | オピニオンの「ビューポイント」
ペンス副大統領の演説を見る限り、実質的には宣戦布告みたいなものですし、どのような認識で中国の存在を考えてるかというのは分かると思います。習近平に対して最後のチャンスではあるが、トランプ氏との関係を通じて、国内の改革を進めて欲しいという期待もあっての話なんだよねwwwそして見切ったともいえるのが、ペンス大統領の演説に通じると思います。
この図が分かりやすいと思いますが、習近平派の拡大によって、三国志状態になっており、江沢民派と胡錦濤派といった構図ではないともいえます。そして、前回の共産党大会についても、習近平派が権力を掌握したのではなく、人柱として習近平を立たせたといったところが正しいと思われます。要するに、今までの失政を習近平に押し付けることが目的だったともいえますね。
今度の日中首脳会談が行われますが、構図としてはここらへんですかね。
日中首脳、26日に会談 訪中は7年ぶり :日本経済新聞
これが何を意味するかというのが重要なポイントとなります。
ICPO総裁拘束の件
河添恵子氏の記事を紹介します。重要そうな部分を抜粋。ICPO総裁・孟宏偉氏の拘束にトランプ政権が重大関心 河添恵子氏緊急寄稿 (1/3ページ) - zakzakここで出てくる郭文貴氏は、北京五輪プロジェクトの黒幕でもあった政商で、今は習近平政権から汚職などの国際指名手配を受けて米国に逃亡中の人なので、ある程度バイアスがかかってると思われます。
「米政府はCIAと共同で、ニューヨーク警察を含む3つのグループでフランス・プロバンスへ赴き、7月に起きた(中国海南省に拠点を置く航空会社グループ)『海航集団』の王健会長の不審死(=転落死)について調べてきた。中国当局は『調査をやめるように』と電話をしてきたり、邪魔をした。私に対する殺害への脅しもあった。これと、孟氏のこの度の拘束は関係がある」
郭氏は、孟氏が今回拘束された理由について、「王氏の不審死に、中共の超大物幹部とともに関わっているとされる孟氏が、自己保身のために今後、真実を欧米諸国に語ってしまうことを、中国政府が恐れていた。それで、彼に『重要な会議がある』と中国へ呼び寄せ、拘束したのだ」といい、「(孟氏には)刑務所、そして死しかない」とも述べている。
「インターポールから指名手配の身」でありながら、現在、ニューヨークに拠点を置く郭氏は、1990年代以降の江沢民時代の全盛期に“情報帝国”を築いた曽慶紅元国家副主席や、その手足に近い人物とされる。
しかも、インターポールは世界的な捜査協力、特にテロリスト、資金洗浄、国際犯罪組織、麻薬武器密輸の取り締まりを目的に組織されている。とすると、敵対勢力の中国人総裁に、習政権の恥部すら握られて、政権をさらに危ういものにしてしまうとの危惧もあったはずだ。
海南航空集団の王健会長の不審死に関しては以下の記事を紹介。
海南航空集団・王健会長の突然死を巡る黒い噂:日経ビジネスオンラインジョージ・ソロスはこんな感じのお方です。
だが、わずか1000万元の資金でスタートした海南航空が、ジョージ・ソロスを口説き落として出資させ、中国A、B、H市場に同時上場し、新華、長安、山西といった地方航空会社を次々と買収する資金を得て、中国主要銀行がほとんど無審査で6000億元以上の融資を行って、外国企業を買いまくってきたプロセスをみれば、そこに大きな政治権力が介在していたことは間違いない。
投資家ソロス氏、国際人権団体に84億円寄付 :日本経済新聞
ジョージ・ソロス氏 1億ドル(約85億円)をヒューマン・ライツ・ウォッチに寄付 | Human Rights Watch
6万人の米国人、富豪ソロス氏のテロリスト認定を政府に要求 - Sputnik 日本
人権ビジネスの総本山?でもあり、共和党の敵といった存在ですので、基本的にはいい印象はないです。
そしてポンド危機が有名です。
ポンド危機とは|金融経済用語集
そしてこんなのもありましたww
ジョージ・ソロスについては、これでお腹いっぱいと思われます。ロンドン出張の際、ジョージ・ソロス宅を訪問。たっぷり一時間意見交換しました。ソロス氏は中露経済の終焉を断言、欧州のデフレ傾向への懸念、アベノミクス・構造改革の遅れを指摘。ソロス節は健在でした。 https://t.co/mav2DfyGhy— 小池百合子 (@ecoyuri) 2016年1月29日
脱線しましたが、王健会長や孟宏偉氏にしても、江沢民派系のルーツともいえるわけで、一連の構図をに平たくいえば、習派が江沢民派を粛清しているように思えます。基本的に中国の権力闘争は日本の常識とは乖離しているため分かりにくいかもですが、中国は三国志のイメージからしても、謀略の世界でありまして、何でもありで勝てばいいといった価値観を持っています。
ICPO総裁の拘束についても同じ話ですし、中国内の権力闘争の駆け引きといったところになると思われます。習近平の独裁と取るか、巨大な敵と戦うためには手段を問う余裕がないと取るかによって、評価は変わると思います。
習近平親族の不動産保有の件
習近平氏親族、香港で92億円の不動産所有か 現地紙報道 - 産経ニュース習近平氏の資産関係については、今更な話ですし、パナマ文書にも載ってましたね。
香港紙、蘋果日報は10日、中国の習近平国家主席の親族が香港で所有する不動産の資産総額は、推定約6億4千万香港ドル(約92億円)に上ると伝えた。習氏のめいの張燕南氏らが、関連会社の名義などで複数の不動産を所有しているとしている。
習氏が国家主席に就任した2013年以降に一部は売却されたが、張氏が購入した推定約3億香港ドルの一戸建て住宅などは依然所有しており、習氏の親族が香港を訪れた際に利用されているという。
同紙は、習氏の最側近とされる栗戦書・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)の娘など、中国幹部の親族らも香港に不動産を所有していると報道。ただ近年は、蓄財場所としては香港より海外の方が安全だとして、親族らによる香港での不動産投資は減少傾向にあるという。(共同)
【パナマ文書の衝撃】習近平氏から毛沢東まで大物の名が続々 中国は慌てて隠蔽に走り、共産党機関紙系の社説まで削除したが…(1/3ページ) - 産経ニュース
そういう意味では、共産党幹部の資産逃避というのは、普通にある話ですので、このタイミングで出てきたことについて、意味があるかは分かりませんが、記憶は上書きされる性質を持つことから、腐敗対策を名目に、政敵を潰していたというところでしょう。
どっちにしても、一応中国に近いところで保有してただけでマシといったところですがね。92億というのがどれだけの価値があるかは分かりませんが、言えることとしては、このニュースが習近平失脚に繋がるとは思っていません。いろいろと問題を抱えてるし、決して安泰ではないということだけは確かだと思います。
内憂外患で崖っぷちの習近平政権 | オピニオンの「ビューポイント」
ペンス副大統領の演説を見る限り、実質的には宣戦布告みたいなものですし、どのような認識で中国の存在を考えてるかというのは分かると思います。習近平に対して最後のチャンスではあるが、トランプ氏との関係を通じて、国内の改革を進めて欲しいという期待もあっての話なんだよねwwwそして見切ったともいえるのが、ペンス大統領の演説に通じると思います。
中国の勢力図について
元中国共産党エリートが語る「日本人の中国予測はなぜ間違えるのか」 | 文春オンラインこの図が分かりやすいと思いますが、習近平派の拡大によって、三国志状態になっており、江沢民派と胡錦濤派といった構図ではないともいえます。そして、前回の共産党大会についても、習近平派が権力を掌握したのではなく、人柱として習近平を立たせたといったところが正しいと思われます。要するに、今までの失政を習近平に押し付けることが目的だったともいえますね。
今度の日中首脳会談が行われますが、構図としてはここらへんですかね。
日中首脳、26日に会談 訪中は7年ぶり :日本経済新聞
これが何を意味するかというのが重要なポイントとなります。