保守速報の最高裁の判決に関するメディアの動きが鈍いことが気になってます。余命案件以上にアンタッチャブルな案件と見てるように思えるのですが気の所為ですかねww

イギリスのEU離脱と日欧EPAとTPPについて

イギリスの保守党の党首信任投票で過半数以上の議員から支持されましたね。とはいえ、厳しい状況には変わりないと思います。

一応過去記事を・・・。

イギリスのEU離脱について | ぱよぱよ日記

ぱよぱよ雑談~20181212 | ぱよぱよ日記

一応の見立てとしては、メイ首相はEU離脱の国民投票の結果を受けて、無責任な離脱派が逃げ出してる中で、EU残留派であったが、誰もやりたがらない状況で火中の栗を拾って、EU離脱の道筋を現実的な落とし所まで具体化したのが今回の案です。合意内容については、以下の記事を紹介します。
【解説】 本当に簡単なブレグジット・ガイド - BBCニュース

主な合意内容は以下の通り。

・英国がEUとの関係を絶つための清算金について。およそ390億ポンド(約5兆7000億円)とされる
・在EU英国民と在英EU市民への影響について
・英国・北アイルランドとアイルランドの国境に物理的な管理体制を敷かないための方法

また英国とEUが通商協定を結ぶとともに、企業に調整期間を与えるため、移行期間が設けられた。

もし離脱協定が施行された場合、移行期間中の2019年3月29日~2020年12月31日は英国とEUの関係に大きな変化はない。
実質的にイギリスのEU離脱が来年の3/29か、2020年末の二択で、EU残留の可能性は限りなく低いし、この期に及んで留まるメリットは皆無です。EUの動向については、ユンケルが来年の9月で任期を迎えるので、後任人事も重要になると思います。

イギリスのホントの交渉の道筋は、ユンケル退任後に本格化することになりそうです。米国込みのTPPの交渉の行方を見ながら、EUと交渉しながら課題を詰めるといった展開という感じになるとは思います。

日欧EPAについては来年の2月に発効することになりますので、世界情勢的にイギリスも動きやすくなるのはあると思います。

安倍首相もいろんな事態を想定して最善の方法で動いております。


来年の1月にでも日英首脳会談を予定しており、今回のEU離脱のプロセス進展について評価しているの言葉の通り、イギリスの意思を尊重する上で、「透明性や法的安定性を確保するよう求めた」ということから、メイ首相の路線を理解しているというスタンスを取っております。因みにアメリカについては、環境が整えばという条件付きで、TPPに戻る道も考えてると思います。迂回貿易を防ぐというのが、NAFTAの一連の交渉であって、これがTPPの足枷となる可能性もあったわけですね。対中貿易関係の一定の目途というのが、アメリカのTPP加盟条件の一つとした可能性はあると思います。

そんなに言うほど単純ではありませんし、力学関係を読み解くのは難しいですし、前提を間違った状態で物事を検討しても、間違った道にしか動かないと思います。当然、個々でスタンスが異なるし、情報量も異なることから、ミスリードを招きやすい部分もあるのも事実で、最悪の選択肢を潰しつつ、現実的な落とし所の模索を続けるのが大事ですね。


続いてはこちら。

ファーウェイの件

ファーウェイの件を通じて、この人があぶり出されてきましたね。ここで記事を何個か紹介します。




平井IT担当大臣の件ですが、ファーウェイを積極的に国内誘致した人物のようです。更にはサムスンや韓国アプリのLINEも推進する動きを見せております。典型的な利権系の議員ですし、経歴からしても、ある意味素晴らしい人だと思います。

平井卓也とは (ヒライタクヤとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

四国新聞および西日本放送のオーナーとして県内のメディアを牛耳り、三代続けて国会議員を輩出している香川県屈指の名門一族・平井家の御曹司。平井太郎元郵政相の孫、平井卓志元労相の長男、富田信夫元中京銀行頭取の甥、平井二郎香川証券会長・平井延幸テレビ愛媛社長の従甥、平井龍司四国新聞社CEOの兄にあたる。

電通マンを経て29歳の若さで父・卓志から西日本放送社長の座を受け継ぐと、1996年には新進党から総選挙に出馬。この時は苦杯を嘗めたが、続く2000年の総選挙で無所属ながら初当選を飾ると、「加藤の乱」後の論功行賞で自民党入党を認められる。以後4期連続で当選し、現在は自民党香川県連会長を務める。

メディア業界の出身者ということから党内では広報・メディア対策関係の役職を任されることが多く、2010年9月から2013年10月まで自民党ネットメディア局長兼自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)代表として、J-NSC会員(いわゆる「ネトサポ」)を統率しながらネット上での情宣活動を取り仕切っていた。
四国メディアを牛耳る実力者で、新聞やテレビ局、そして電通出身ということで、情報工作のスペシャリストともいえるし、ネットについても、経歴を買われて、J-NSCの代表で情報工作を担ってきたことからも、IT担当相として就任といったところでしょう。恐らく、この人を任命した意図は、情報工作の最前線でいたという経歴や実績を買われてのことだったと思います。

日本政府が政府調達でのファーウェイ機器の禁止を発表しましたが、それに真っ先に異を唱えたのが平井氏で、本来であれば、IT担当相の平井氏が記者会見すべきところを菅官房長官が発表したというのが全てだと思います。山下法相は順張りの人事と見てたので気にはしてなかったし、有能さな人材と見ていましたが、逆張りとしての典型はこの人事だったと言えますねwww

NTTは商業主義を理解しながらも、足元はきちんと見ている企業という評価ですし、基地局の調達を見ても、国内の産業基盤は考えていますし、その点からも売国企業と安易に捉えるのが危険という理由から、基地局関係のベンダについて取り上げました。

ソフトバンクについても、こんな記事が・・・。



ソフトバンクはファーウェイ製品の採用は難しいと判断して、ノキアに置き換えようとしてます。4Gについても、ファーウェイを排除の動きを見せてることからも、政商と位置付けての動きを見せてるように見えるけどねww一連の動きから見れば、ソフトバンクのZTEやファーウェイの比率は、コアだけではなく基地局においても、高くなかったというところになると思います。