まずはこちらから。

米国輸出管理改革法(ECRA)について

以下の記事を紹介します。
【高論卓説】韓国への輸出管理強化 高まる中国依存、技術移転の結果か (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

 日本による韓国への「輸出管理強化」が大きな話題になっている。この輸出管理であるが、かつてのCOCOM(対共産圏輸出統制)の後継であり、国際的な紳士協定である「ワッセナー・アレンジメント」への適正な対応にすぎない。東西冷戦の終結によって、COCOMはその役割を終えた。しかし、テロリストやテロ支援国家が消えたわけではなく、そのような国や組織に武器が渡らないようにしなくてはならない。それを防ぐ仕組みがワッセナー・アレンジメントであり、この協約に従う形で、各国が国内法を整備し、輸出管理を行っている。

 今回、韓国への輸出管理の強化について日本政府は、国家間の信頼関係が失われているという前提の上で、「不適切な事案があったため」予防的処置をとったとしており、あくまでもいわゆる徴用工問題に対する制裁ではないという立場だ。

 一部報道によれば、韓国向けに輸出されたフッ化水素などが韓国企業の中国工場に再輸出されていたとみられ、これは不適切な運用といわざるをえない。そして、韓国が「ホワイト国」から外れた場合、これは違法行為になる。また、ホワイト国から外れた場合、個別の輸出許可が必要な品目は1100品目以上に及ぶとされている。しかし、あくまでも、これは禁輸処置ではなく、輸出側、輸入側双方の管理体制がきちんとしていれば、申請後90日程度で許可が下りるものである。問題は、対応する法整備すら不全状態にある韓国がきちんと管理体制を整えられるかであり、日韓の正常な情報共有と対話の体制を構築できるかということになる。

 そして、これは米国の国防権限法(2019)とECRA(米国輸出管理改革法)による世界的な輸出管理強化の流れに合わせたものである。昨年、米国は新たな軍事的脅威に対峙(たいじ)するため、これまでの武器転用可能技術に加え、人工知能(AI)やハイテク、インフラ技術などを安全保障の対象とし、昨年10月から、輸出管理の段階的強化を開始した。
渡邉哲也氏の記事となります。国防権限法とECRAは以下の記事を紹介します。

・国防権限法

概要はこちら。

・米国国防権限法 2019 の概要
http://www.cistec.or.jp/service/uschina/5-ndaa2019_gaiyou.pdf

・ECRA

あとこちらの記事も紹介します。

これは「米国内で開発した技術を国外移転する場合などが規制対象」となっており、これはCOCOMの後継となり、それに伴う輸出規制の強化となっており、韓国のホワイト国外しについては、アメリカ主導に伴う措置といった意味合いが強いです。時期的に見ても明白でしょうね。

アメリカの会計年度は10月 - 9月制となっており、それに間に合わせる形で動いております。韓国のホワイト国からの除外は、8月2日に閣議決定をする方向となっていることから、8月23日には除外されるようです。
対韓優遇除外、2日にも閣議決定 反発必至、通商影響拡大も | 共同通信

 政府が半導体材料の韓国向け輸出規制強化を巡り、安全保障上の輸出管理で優遇措置を取っている「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正を、8月2日にも閣議決定する方向で調整していることが26日、分かった。政令公布の21日後に施行されるため、8月下旬にも除外される見通し。ホワイト国の指定取り消しは韓国が初となる。
ホワイト国から外れたら、韓国企業の中国工場に再輸出といった運用も出来なくなるし、キャッチオールリストの品目は、正規の手続きを踏まない限りは、以下の品目も対象になる可能性が高いでしょう。今一度フローを振り返りましょう。


この手続きを踏めば、今まで通り何の問題もありませんし、キャッチオールリストを見る限り、文政権潰しへの対策も盛り込まれております。

・キャッチオールリストの紹介。 16 項貨物・キャッチオール規制対象品目表
https://www.meti.go.jp/policy/anpo/law_document/tutatu/t07sonota/t07sonota_kanzeiteiritu.pdf


第34類を見る限り、ろうそくもキャッチオールリストに含まれてるようです。そのことからもろうそくデモ対策にもなっていることからも、こういったフォローを行い、文政権が潰れることにも備えることになると思われますwww

どっちにしても、この件が日韓問題という話でもなく、米国のECRAなどに絡んだ話ですし、況してや、ウラン濃縮の素材となってることからも、輸出管理と安全保障といった話になるのは確かだと思われます。

そして韓国の様子・・・。どうやら半導体少女像とかいうのが出来たようですwww


最早何がやりたいのはよく分かりません。。。

香港デモについて

香港で連日デモ、警察と衝突 催涙弾も (写真=ロイター) :日本経済新聞

【広州=川上尚志】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐり混乱が続く香港で28日、香港警察による強制排除に反対するデモが実施された。香港メディアによると参加者は数万人とみられ、香港島中心部で実施され、一部は中国政府の出先機関に向かった。警察側は一部のデモ参加者に対し催涙弾を発射して排除した。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、一部のデモ参加者はバリケードとして使った段ボールに火を放つなど過激な行動も見られた。デモ参加者のうち少なくとも十数人が逮捕され、28日午後10時までに4人の負傷者が近所の病院に運び込まれたとしている。

28日のデモは当局が「公共の安全を脅かす」として行進を許可せず、主催者側も当初は集会の形で抗議活動を始めたが、途中からデモ行進に移行した。デモ隊は大通りを占拠したほか、一部は中国政府の出先機関方面に向かい、警察隊とにらみ合った末に、催涙弾によって排除された。

香港では27日にも中国本土に近い新界地区の元朗で、デモ参加者への暴行事件に対する抗議活動が実施された。主催者側発表によると28万8千人が参加。警察隊が道路を占拠した参加者に対して、催涙弾やゴム弾を使って強制排除し、負傷者数は24人にのぼった。
どうやら、「三合会」と総称される香港拠点の犯罪組織などの関係者もいるようですし、マッチポンプ感が否めないです。

「三合会」というのは以下の感じのようです。
客家と華僑と国際金融資本 - るいネット

例えば、上海閥(江沢民)とも繋がる接点が「中国4大財閥」の一つ、浙江財閥である。(中略)

しかし、その毛沢東の中国共産党をまとめたのが、鄧小平(客家)であり、こいつは客家の秘密結社、三合会(洪門会)のボスの息子であったわけ。
共産党に客家が多く、国民党に少ないのは長征と、ここらへんが理由だ。

それから鄧小平→江沢民(上海閥)へと繋がる。
でも上海幇の中央(北京)進出は、客家が嫌ってた事なんだけどね。
しかし、江沢民(上海閥=ロックフェラー)の残党を今、中国で潰してるのは、現在の胡錦濤(鄧小平→胡耀邦の共青団派)なんだけどね。

おっと、突っ込みすぎた。
それでもロスチャイルド→サッスーン→中国国民党(浙江財閥)。
これは間違いない。
しかし、浙江財閥→上海閥=ロックフェラー、これも間違いないわけです。
香港の実権を握ってるのは上海閥系であることからも、「三合会」と総称される香港拠点の犯罪組織がデモ潰しを行ってるのも上海閥系ともいえるし、関係はこんな感じかな??

・香港1:上海閥支配の現状維持
・香港2:香港の体制&中国政府批判
・北京:刑事事件の容疑者を引き渡しを行うことによる中国政府の影響の確保

中国国民党は台湾の野党ですし、いろんな意味で混沌としております。上海閥と台湾の国民党が繋がってるともいえるのはあるかもしれません。

デモ過激派としては、上海閥支配の現状維持を目的に動いてることからも、マトモなデモ参加者を潰すことを目的としており、デモを過激化させることを目的に動いてるように思います。一種の茶番とも思えるし、デモの過激化を目的としてる以上、慎重に動かないと相手側にとって都合のいいように利用されるだけだと思います。